なんでも簡単に手に入り
便利になった世の中で、
人間らしく生き、つながりを感じられる場所が、
いま、求められています。
いにしえの時代から
世界の港町として栄えた敦賀。
半径10km圏内に日本の豊かさ
すべてが詰まった敦賀の魅力を
紹介していきます。
INDEX
レキシ History
本州の日本海側沿岸のほぼ中央に位置する福井県敦賀市は、
天然の良港・敦賀港を擁し、
古くから大陸との交流拠点として栄えてきました。
金ケ崎
まずは金ヶ崎城址へ。ここは、戦国時代に織田・徳川連合軍と朝倉氏が激突した戦場です。信長の撤退戦「金ヶ崎の退き口」として知られるこの合戦では、徳川家康が殿(しんがり)軍を務めました。城址からは美しい日本海を一望でき桜の名所としても知られています。
敦賀ムゼウム
ポーランド孤児やユダヤ難民を受け入れた「人道の港」としての歴史を伝える資料館。明治から昭和初期にかけて、敦賀港はシベリア鉄道を経由してヨーロッパと日本を結ぶ国際港でした。ムゼウムの外観は、当時の敦賀港駅や税関旅具検査所などを復元したものです。当時の写真や資料などで、敦賀港の人道的な役割を知ることができます。
シゼン Nature
見渡す限り広がる敦賀の海はまばゆいほどに輝き、
山は深く息をするように緑に包まれ、
田園風景は穏やかな時間を運んでくれます。
気比の松原
ここは、広大な松原が続く美しい風景で知られ、日本の名勝にも指定されています。江戸時代初期に庄屋・佐久間象山によって始まった松の植林が今日に至るまで続き、その景観はまさに息をのむ美しさです。気比の松原は、夕陽が沈む姿が絶景として評判であり、また四季折々の表情を楽しむことができる場所でもあります。散策しながら松原の歴史や文化を感じ、日本海に沈む夕陽を眺めるひとときは、訪れた人々に感動を与えることでしょう。
中池見湿地
多種多様な野生動植物が生息する湿地帯で、自然愛好家にはたまらないスポットです。中池見湿地は、湿地の中にある小さな池が点在し、それぞれ異なる生態系を持つことから「千の池」とも呼ばれています。訪れる季節によっては、珍しい鳥類やカエル、さらには絶滅危惧種の植物を目にすることができます。四季折々の美しい景観も魅力のひとつで、特に春には湿地に咲くアヤメやカキツバタが訪れる人々を魅了します。
ショク Food
日本海の幸と敦賀でしか味わえないグルメを
たべて、たべて、たべつくし、
本当の満足を味わってください。